漫画家・原泰久の本名と経歴に迫る!「キングダム」作者の素顔とは?

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原泰久(はら やすひさ)さんは、大人気歴史漫画『キングダム』の作者として知られています。その本名や経歴について、詳しく見ていきましょう。

原泰久の本名は?

原泰久さんの本名は、ペンネームと同じく「原泰久」です。1975年6月9日、佐賀県三養基郡基山町に生まれました。幼少期から絵を描くことが好きで、小学生の頃には友人たちに絵を頼まれることも多かったそうです。特に『キン肉マン』のキャラクターを描くと、友人たちから「描いて!描いて!」と頼まれ、行列ができるほどの人気だったといいます。

学生時代の原泰久とは?

原さんは、東明館高等学校を卒業後、映画監督を志して九州芸術工科大学(現・九州大学芸術工学部)に進学しました。大学では映像制作を学び、物語を作ることに熱中していました。しかし、希望していた映像系のゼミに入れず、工学系のゼミでコンピューター言語などを学ぶことになりました。この経験が後のシステムエンジニアとしてのキャリアにつながります。

大学3年生の頃、映画業界の厳しさを知り、「映画は一人では作れないけど、漫画は一人で作れる!」と思い立ち、漫画家を志すようになりました。本格的に漫画を描き始めてから約1年後の1997年、大学4年生の時に「上田君の退化論」で第36回ちばてつや賞ヤング部門の期待賞を受賞しました。この受賞により、漫画家としての道が現実味を帯びてきました。

大学卒業後は大学院に進学し、プログラミングを学びながら漫画制作を続けました。1999年には「於兎松」で第40回ちばてつや賞ヤング部門の準大賞を受賞し、これが『別冊ヤングマガジン』に掲載され、正式に漫画家デビューを果たしました。しかし、連載には至らず、読み切り作品の執筆が続きました。

社会人経験はあるの?

大学院修了後、原さんは富士通九州システムエンジニアリングにシステムエンジニアとして入社しました。配属先では、少人数のチームで検索エンジンのシステム開発に携わり、チーム内での役割分担やリーダーシップの重要性を学びました。この経験は、後の『キングダム』における「伍(ご)」の描写や、主人公・信の成長物語に大きな影響を与えています。

しかし、仕事が忙しくなるにつれ、漫画制作の時間を確保することが難しくなり、「漫画と向き合って、ちゃんと描きたい」という思いが強まりました。27歳の時に会社を退職し、本格的に漫画家を目指すことを決意しました。その後、複数の出版社に作品を持ち込み、2003年には「覇と仙」で第23回ヤングジャンプ月例MANGAグランプリの奨励賞を受賞しました。これがきっかけで、『週刊ヤングジャンプ』での連載の道が開けました。

「キングダム」連載開始の経緯は?

2006年、『週刊ヤングジャンプ』9号より『キングダム』の連載を開始しました。この作品は、中国の春秋戦国時代を舞台に、主人公・信と秦王・嬴政が中華統一を目指す壮大な物語です。連載当初は人気が伸び悩む時期もありましたが、作品の魅力が徐々に読者に伝わり、2013年には第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞するなど、高い評価を得ています。また、アニメ化や実写映画化もされ、幅広いメディア展開が行われています。

『キングダム』の制作にあたり、原さんは綿密な歴史研究を行い、史実とフィクションを巧みに織り交ぜています。また、システムエンジニアとしての経験から、組織運営やリーダーシップの描写にもリアリティがあり、読者から高い評価を得ています。

まとめ

原泰久さんは、本名で活動する漫画家で、映画監督志望から漫画家へと転身し、システムエンジニアとしての社会人経験を経て、『キングダム』という大作を生み出しました。その多彩な経歴と経験が、作品に深みと魅力を与えていると感じます。今後の活躍にも大いに期待が高まります。

原さんの人生経験が『キングダム』の物語に深く反映されており、読者としてその背景を知ることで、作品への理解と愛着がさらに深まりました。これからも『キングダム』がどのように進化していくのか、そして原泰久さんが次にどんな作品を生み出してくれるのか、とても楽しみです。今後の活躍にも注目していきたいですね。

よくある質問/Q&A

Q1: 原泰久さんの本名は何ですか?

A1: 本名は「原泰久(はら やすひさ)」です。ペンネームではなく、本名で活動されています。

Q2: 原泰久さんの出身地はどこですか?

A2: 佐賀県三養基郡基山町のご出身です。自然豊かな環境で育ち、幼少期から創作に興味を持っていたそうです。

Q3: 「キングダム」はいつから連載されていますか?

A3: 2006年より『週刊ヤングジャンプ』で連載が始まりました。連載開始から現在まで、多くの読者を魅了し続けています。

Q4: 原泰久さんは他にどんな職業を経験されていますか?

A4: 大学院修了後、システムエンジニアとして約3年間勤務していました。富士通九州システムエンジニアリングで、検索エンジンのシステム開発などに携わっていました。

Q5: 「キングダム」はどのような賞を受賞していますか?

A5: 2013年に第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞しています。この賞は、優れた漫画作品に贈られる栄誉ある賞の一つです。

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